どうも、ゆみんこです。
岐阜県在住、8歳の娘を育てる1児のママです。
8歳(小3)の娘を連れて金華山に登山に行ってきました。
岐阜市中心部にある標高329mの金華山は、10の登山道があり子供や初心者でも楽しめる登山スポットとして人気です。
子供が4歳(年中)の頃にも登ったことがあり、4歳の頃と8歳の今と登ったコースをそれぞれレポートさせていただきます。
何歳にはどのコースがおすすめかも体験をもとにお伝えしていきます。
金華山の基本情報
金華山は登山が楽しめるだけでなく、ロープウェーやリス村、岐阜城など子供も大人も一緒に楽しめる施設があり観光やお出かけにおすすめです!
ぎふ金華山ロープウェー
- 営業日:年中無休
(年1~2回の施設点検運休日あり) - 通年営業時間:
・3/16~10/16 9:00~18:00
・10/17~3/15 9:00~17:00
(GW・夏季・元旦・その他イベント等により営業時間の変更有り) - 料金:
・大人(中学生以上) 片道800円 往復1300円
・小人(4歳以上) 片道400円 往復650円
※大人1人につき4歳未満の子供は1人無料(2人目から小人料金が必要) - 乗車時間:片道約4分
- 発車時間:15分間隔
ロープウェー乗り場には売店があり、岐阜定番のお土産や岐阜城グッズなど岐阜ならではの商品が揃っています!
ぎふ金華山リス村
- 営業日:年中無休
- 営業時間:9:30~16:30(最終入村16:15)
- 料金:
・大人(中学生以上) 400円
・小人(4歳以上) 300円
・4歳未満は全て無料
※ロープウェー往復きっぷ提示で100円割引き
岐阜城
- 営業日:年中無休
- 営業時間:(最終入場は閉館の15分前まで)
・3/16~10/16 9:30~17:30
・10/17~3/15 9:30~16:30
・元旦のみ 6:30~16:30 - 料金:
大人(高校生以上) 200円
小人(4歳以上) 100円
※70歳以上の方、岐阜市内の中学生以下の方は無料
展望レストラン
- 店名:ル・ポン・ドゥ・シェル
- 電話:058-262-6784
- 営業日:年中無休
- 営業時間:
・平日 10:00~16:30(お食事10:30~15:30)
・土日祝 10:00~20:00(お食事11:00~16:30/17:00~19:00
金華山登山道マップ
岐阜市中心部にある標高329mの金華山には10の登山道があります。
どのコースも山頂まで40分から1時間で到達することができ、短時間で気軽に登山を楽しむことができます。
金華山4コースの登山レポート
ここからは金華山の4コースを実際に登ったレポートです。
「子供と金華山に登ってみたいけど、どのコースに登るのがいいんだろう?」と思っている方はぜひ参考になさって下さい。
実際に子供と登った4コースは「七曲り登山道」「百曲り登山道」「めい想の小径」「馬の背登山道」で、岐阜公園から行けるコースです。
それ以外のハイキングコースは岐阜公園から登ることはできません。
①七曲り登山道(幼児向け)
4つのコースの中で一番難易度が低いのが七曲り登山道で、小さいお子さんや初心者の方にもチャレンジしやすい登山道です。
子供が4歳(年中)の時、登山デビューに登ったのが七曲り登山道でした。
4歳初登山の結果は・・・
なんとか最後まで自分の足で登りきることができました!
【七曲り登山道レポート】
ただ「山登りに行くよ!」だけではまだ興味が持てない4歳児だったので、山を登るとリス村があって、そこでリスにエサやりができることを話すと「行くー!」と楽しみにしてくれました。
山頂に目標があると頑張れますよね!
登山スタート!(AM8:25)
険しい道や崖などがなく、整備された道で歩きやすいです。
娘は初めは元気いっぱいで歩き始めましたが、すぐに足取りが重くなりました…
登山道の途中にはベンチで休憩ができるスペースが何か所もありました。
ベンチがあったのは本当にありがたかったです!!
励ましながらゆっくり進みました。
ベンチがある度に休憩しました。
念のためお菓子を準備していきましたが、持って行って大正解でした!!
整備されている登山道とはいえ、大人の私でも後半の石段の段差は疲れました。
4歳児には更にきつかったと思います。
途中止まりながらも一歩一歩登りました。
リスさんまだ~?
もう少しだから頑張ろう!!
リスさんにエサをあげたい気持ちと、下山される方とすれ違う時に「頑張れ!」と応援してもらえることで何とか頑張って登ることができました。
4歳の初登山は終始元気いっぱいで楽しく登れた!とはいきませんでしたが、最後まで抱っこすることなく自分の足で無事に山頂まで登ることができました!!
リス村到着!(AM9:40)
山頂では、念願だったリス村でエサやり体験をしたりかき氷を食べたりと楽しく過ごし、疲れも一気に吹き飛んだ娘でした!
帰りはロープウェーで下山し、それもまた貴重な体験になりました。
②百曲り登山道(低・中学年向け)
百曲り登山道はその名の通り曲がりくねった登山道です。
距離は1.1㎞と短めですが、途中に岩場もあるため幼児には向かないコースです。
子供が8歳の春(小3)に、百曲り登山道を登りました。
8歳で百曲り登山道を登った結果は・・・
終始楽しくノリノリで登りきることができました!
【百曲り登山道レポート】
4歳(年中)の時に七曲り登山道を登った以来、4年ぶりの登山です!
登山スタート!(AM10:05)
序盤は歩きやすい道でした。
5月中旬の良い天気で、登山道は涼しく気持ちよく登ることができました。
娘は「パパとママは後をついてきてね!」と先頭を歩きながら、張り切って登っていました。
先頭を歩く娘が途中、少し険しい道があると「ここ気を付けて!」と声をかけてくれて、成長してるなぁと感じました。
慎重に考えて登らないと危険な傾斜もあり、大人の私も少し気合いを入れて登る箇所もありました。
娘は、そんな山道が逆に楽しかったようで1つ1つ考えながら登り、その度に登れた達成感を味わっていました。
さすがに後半は少しバテ始め、立ち止まって休憩もしましたが、それでも最後まで元気に山頂まで登ることができました!
山頂到着!(AM10:45)
到着した山頂から10分ほど歩いて岐阜城を楽しみました!
帰りも歩いて下山する予定でしたが、旦那さんが体調不良で急遽ロープウェーで下山しました。
もしロープウェーがなかったら辛い下山になっていたと思うので、ロープウェーの存在はありがたかったです!
③馬の背登山道(中・高学年向け)
馬の背登山道は金華山登山道の中でもっとも険しい登山道です。
岩や木の根が露出しており常に不安定な山道が続きます。断崖も多く幼児には向かないコースです。
子供が8歳の秋(小3)に馬の背を登りました。
8歳で馬の背登山道を登った結果は・・・
途中引き返したくなる時もありましたが、なんとか無事に登ることができました。
【馬の背登山道レポート】
小3の春に百曲り登山道を登り、険しい箇所も終始楽しく登っていた姿を見て、次は馬の背登山道に登ってみよう!と同じ年の秋にチャレンジしました。
登山開始!(9:40)
馬の背登山道は「めい想の小径」の登山口からスタートします。
10分程歩くと途中で「めい想の小径」と「馬の背登山道」に分かれる分岐点が出てきます。
馬の背登山道の方へ進むとこんな看板が立っていました。
【注意】
馬の背登山道(健脚向き)
この道は、途中断崖や難所が多く危険です
老人・幼児には無理です。
はっきりと「無理です。」と書かれていました。
看板の通り、本当に断崖や難所が早速現れます。
常に両手をつきながらでないと登れない険しい道が続きました。
岩や木の根に手をついて、四つん這いの姿勢になりながら登りました。
目の前に現れる断崖に娘は「怖い怖い…」と言いながら、それでもなんとか頑張って前に進みました。
途中なかなか登れない断崖があり、その時はさすがの娘も「もう登りたくない!」と投げ出しそうになりました。しかしそこから引き返す方が逆に怖く、私が後ろからお尻を支えて持ち上げ何とか登りました。
中間点の目印がこんなにも残酷な知らせだとは知りませんでした…
「まだ中間……」と、娘も私も一気にテンションが下がりました…
それでも進むしかありません!なんとか進み続け、無事に山頂まで登りきることができました。
目安所要時間の40分よりも倍の時間がかかりましたが、80分かけて登頂できました!
正直、馬の背登山道はまだ娘には早かったかなぁと感じましたが、無事登頂できて一安心です‼
山頂到着!(AM11:00)
山頂後は、金華山でしか食べることができないグルメを堪能したり、リス村でエサやり体験をしたり、展望台で景色を楽しんだりと金華山を満喫しました!
そして、「めい想の小径」を利用し下山しました。
④めい想の小径(低学年向け)
めい想の小径は狭い道が続く登山道です。
登りの前半はなだらかで歩きやすい道が多いですが、中間地点を過ぎるとごつごつした岩の上を歩いたり急な登りがあったりと幼児には難しいコースです。
子供が8歳の秋(小3)にめい想の小径を下山しました。
8歳でめい想の小径を下山した結果は・・・
足の踏み場に気を付けて、急坂や岩場を楽しみながら下山することができました。
【めい想の小径レポート】
登りは金華山登山道で一番難易度が高いと言われている「馬の背登山道」、下りに「めい想の小径」を利用しました。
めい想の小径は下山レポートです。
下山スタート!(PM12:50)
看板通り狭く急な坂道が続きます。
娘は私の前を歩いていましたが、慎重に足の踏み場を考えながらゆっくり下っていました。
ごつごつした岩の上は歩きにくく、地味に足への負担がきます…
急坂の岩場をどう下るのが安全か考えながら進んでいく姿が頼もしく見えました。
上手に下ることができると嬉しいようで、楽しく下っていました。
休憩場所ではないかもしれないですが、大きな丸太に腰かけて一休みです。
めい想の小径は4つの登山道の中でも一番距離が長く、ごつごつした岩の上を歩くので疲れます!
ようやく中間地点です。
中間地点を過ぎると、急な山道が減りなだらかで歩きやすい山道になってきました。
下りの後半は気持ちよく楽に歩くことができました。
目安所要時間の60分よりも10分長くかかりましたが、70分かけて下山できました!
到着!(PM14:00)
まとめ
今回は金華山4コースの登山レポートをしました。
そして実際に登った体験から「何歳にはどのコースがおすすめできるか」をまとめました。
おすすめコースを簡単にまとめると・・・
- 幼児におすすめ→「七曲り登山道」
- 低学年におすすめ→「めい想の小径」
- 低学年~中学年におすすめ→「百曲り登山道」
- 中学年~高学年におすすめ→「馬の背登山道」
詳しくは本文を確認いただけると詳しくレポートしています!
個人差や登山経験の有無などでも変わってくると思いますが、お子さんと登山を考えている方にとって一つの参考材料にしていただけたら幸いです。
金華山は登山が楽しめるだけでなく、ロープウェーやリス村、岐阜城など子供も大人も一緒に楽しめる施設があるので、ぜひお休みの日にお出かけください!