「自分だけのオリジナルキーホルダーを作ってみたい!」そんな方にぴったりなのが、プラ板とレジンを使ったハンドメイド。
ほぼ100均で材料が揃い、好きなイラストで作れるので、趣味やお子さんとの工作にもぴったりです。
この記事では、初心者でも失敗しにくい作り方と必要な材料を、写真付きで分かりやすくご紹介します。
レジンコーティングを成功させる方法や、ポスカでの色付けのポイントも説明しているので、この記事を読めば可愛いキーホルダが作れますよ!
- プラ板とレジンを使ったキーホルダーの作り方が知りたい方
- 必要な材料や道具が知りたい方
- 夏休みや休日に子供と一緒にものづくりをしたい方
- ほぼ100均材料でかわいいキーホルダーを作りたい方

私の推しのキャラクター「くまのプーさん」のキーホルダーを作ったよ!
プラ板とレジンのキーホルダー作りに必要な材料

<材料・道具>
- フロストタイプ(やすり加工済み)のプラ板
- 好きなイラスト
- 油性ペン(黒)
- ポスカ
- はさみ
- 穴あけパンチ
- 木工用ボンド
- UVレジンクリア
- 爪楊枝(竹串でもOK)
- マスキングテープ
- ペットボトルのキャップ
- UV・LEDライト
- キーホルダーチェーン(細め!!)

UV・LEDライトとポスカ以外は全て100均で揃います!
プラ板とレジンのキーホルダー作り方
①プラ板にイラストを描き写す

イラストの上にプラ板を置きマスキングテープで動かないように固定します。
ツルツル(=表)の面に油性ペンで描き写していきます。
ポスカで線画をするのも可能ですが、若干はじくのが気になるので油性ペンがおすすめです。
※あらかじめプラ板は好きな大きさにカットしておくと描きやすいです。
今回私が描き写したイラストの大きさと、完成したキーホルダーの大きさ比較写真です。
プラ板を焼くとどれくらいの大きさに縮むのか参考になさって下さい。(プラ板の厚みや加熱の仕方によって多少誤差はあります)

②ポスカで色付けをする

今回はポスカで色付けしました。
色付けはザラザラ(=裏)の面にしていきます。
- 隣の色が乾いてから次の色を塗る
(乾いていないと色がにじむ) - 厚く塗りすぎない、何度も重ねて塗りすぎない
(焼いた後にポスカが剥がれる原因になる) - ポスカは焼いた後に重ねて補色や補修ができるので、焼く前に厚く塗らなくても大丈夫!
- 厚く塗りすぎたら乾く前にティッシュで吸い取る
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今回はネームキーホルダーにしたかったので、色付けの最後にハートの真ん中(ツルツル面)に油性ペンで名前を手書きしました!

③パンチで穴をあける

ダスターカバーを外してパンチすれば、どこに穴があくのか見やすいです。
④はさみでイラストの周りを切る

四角い状態から、イラストに沿って周りをはさみで切ります。
⑤プラ板を焼く

わが家はトースターがないため、いつもオーブンレンジで焼いています。
記事の中で焼き方と焼いた時の失敗と対策も紹介しています。

⑥表面を木工用ボンドでコーティングする
レジンコーティングをする前に、木工用ボンドでプラ板をコーティングします。
ひと手間かかってしまいますが、大事な工程です。
表面に油性ペンで線画をしているため、直接レジンを乗せると油性ペンがにじんでしまいます。
(レジンは油性ペンを溶かしてしまいます)
- 油性ペンがレジンでにじむことを防ぐ
- レジンコーティングを剥がれにくくする

①ペットボトルのキャップにマスキングテープを貼り、プラ板を固定する
(こうするとキャップを持って作業できるのでボンドを伸ばしやすいです)
②ボンドを乗せる
③ボンドを薄めに伸ばす
(私は指で伸ばすのがキレイに伸びるので指でやってます!!パンチ穴をふさがないよう気を付けましょう!ボンドが足りなかったら追加で乗せて均等に伸ばします)
④乾くまで待つ
待ち時間:自然乾燥→10分程/ドライヤー使用→5分程
ボンドがしっかり乾くまで待ちましょう!ドライヤーなどを使うと早く乾きます。
⑦表面をレジンでコーティングする

①レジンを乗せる
②パンチ穴をふさがないように爪楊枝を挿しておくとよい
③爪楊枝(竹串でもOK)を使って全体にレジンを広げる
(端まで丁寧に広げましょう)
④UV・LEDライトで硬化する(5分程)
しっかりレジンが固まったら、この工程をもう一度繰り返します。
1回でも大丈夫ですが、表面をぷっくりさせたい時は好みに合わせて2~3回繰り返します。
これで表面の完成です!!
【UV・LEDライトについて】
UV・LEDライトですが、私は3COINSで購入しました。(300円商品)
もし近所に3COINSがない場合は、1000円以下でネットでも購入できます。

⑧裏面のイラストデザイン変更
裏面のレジンコーティング前に、イラストデザインの変更をしました。

もともと裏面は左のようになっていましたが、右のように「プーさんの後ろ姿」に見えるようにしたかったので、プラ板を焼いた後に塗り替えました。
ポスカは、焼いた後に色を補色したり修正することができます。
不透明なので、違う色を重ねて塗ることもできます。
そのポスカの特徴を活かしてこのようにしてみました。
これはやってもやらなくてもどちらでも大丈夫です!
使用したポスカはこちら。
↓↓

細字だと塗りつぶしがしにくいです。
広い面を塗る時は太字が塗りやすいですが、細かい部分にもどちらにも使えるように中字を使っています。作りたい作品に合わせて選んでください。
⑨裏面をレジンでコーティングする

裏面はポスカしか使っていないので、木工用ボンドコーティングの工程は不要です。
直接レジンを乗せ硬化させます。(表面と同じ要領でOK)
今回は裏面のレジンコーティングは1回にしましたが、裏もぷっくりさせたい場合は2~3回繰り返します。
⑩キーホルダーチェーンを通して完成!

プラ板を焼くとパンチであけた穴が小さくなるので、チェーンは細目のものを準備しましょう!

可愛い~!!お店で買ったやつみたい♪
さっそく自分のカバンに付けていました!
【まとめ】プラ板とレジンでキーホルダーを作ろう!
プラ板とレジンを使えば、世界に1つだけのキーホルダーを作ることができます。
今回紹介したポイントは、以下の通りです。
- イラストの線画は油性ペンでツルツル面(表)に描く
- 色付けはポスカでザラザラ面(裏)にする
- レジン前に木工用ボンドでコーティングすると、レジンがにじまない、剝がれにくい
- レジンコーティングでぷっくりさせると見た目が可愛くなる
少し手間はかかりますが、その分仕上がりに満足できるはずです。
ぜひ、お気に入りのデザインでキーホルダー作りに挑戦してみて下さいね!
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