「100均セリア」プラ板の種類と特徴 どんな違いがあるのか比較しました!

100均セリアのプラ板 子供と工作
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ゆみんこ
ゆみんこ

どうも、ゆみんこです。

工作が大好きな7歳の娘を持つ1児のママです。

先日、子供と一緒に初めてプラ板を使ってキーホルダーを作りました。
その際セリアにプラ板を買いに行ったのですが、想像以上に種類が多く、キーホルダーを作るにはどのプラ板を選べばよいのか迷いました。

私と同じようにプラ板初心者の方にとっては、「どれを選べばよいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。

その疑問が解決できたらと思い、今回セリアで購入できるプラ板の種類と特徴をまとめました。


そして、実際にプラ板を使って感じた違いや、仕上がりの違いを比較しました。
写真付きで違いを比較しているので、プラ板選びの参考にしていただけると嬉しいです。

この記事はこんな方におすすめです
  • プラ板にはどんな種類があるのか知りたい
  • それぞれの特徴が知りたい
  • プラ板の種類による違いを知りたい
  • 加熱後の厚みが知りたい

セリアで購入できるプラ板の種類と特徴

セリアで購入できるプラ板には大きく分けると5つの種類があります。

透明タイプ、フロストタイプ、インクジェットタイプ、不透明タイプ、カラータイプの5つです。

①透明タイプ

透明タイプは4つのプラ板があります。

①ノーマル(A4サイズ/厚み0.4㎜)
②ノンシリコン(A4サイズ/厚み0.4㎜)
③ノンシリコン(サイズ230×330㎜/厚み0.3㎜)
④ノンシリコン(B4サイズ/厚み0.2㎜)
 全て1枚入り

特徴
  • 油性ペンでの着色がオススメ
  • 透明なので好きなイラストをプラ板の下に置き、写し描きするのに最適
こんな方にオススメ
  • 好きなイラストや模様をキレイに写して作品を作りたい方
  • 透明感を活かしたい方

油性ペンで代表的なマッキーは100均でも売っていますが、全色揃えることはできませんでした。
(全12色です)


※透明タイプはノーマルとノンシリコンの2つがあります。

  • ノーマル→透明度がよい
  • ノンシリコン→プラ板に油分が塗布されていないため色乗りがよい

という特徴があるようです。

  • 実際に使って透明度と色乗りの違いを比較しました。

色乗りの違いを比較

ノーマル

油性ペンで描きましたが少しはじきます。
そしてすぐに触るとにじんでしまいます。30秒ほど待つと触ってもにじまなくなります。

ノンシリコン

油性ペンで描きましたがはじきません。
着色したインクがプラ板にしっかり着いているのが実感できました。
しかし、書いてすぐに触るとやはりにじんでしまいます。25秒ほど経つと触ってもにじまなくなります。ノーマルに比べると若干早く乾きますが、大差はありません。

写真を拡大して見ていただくと少しはじいている感じ伝わるでしょうか?

初心者の方やお子さんにはノンシリコンの方がはじく事なく書きやすいのでオススメです。

ゆみんこ
ゆみんこ

実際7歳の娘も初めてのキーホルダー作りで透明ノンシリコンを使いましたが、にじむことなく、手についてしまう事もなく書くことができました。

透明度の違いを比較

加熱後の写真ですが、比べてみると確かにノーマルの方が透明度が高いです。
ノンシリコンは白っぽく見えます

実際に絵を描いて加熱すると、透明度の違いはそれほど気になりません。

②フロストタイプ

フロストタイプはプラ板の片面に小さな傷をつけた「つや消し加工」がされたものです。

フロストタイプは2つのプラ板があります。

①半透明
②ホワイト
(B5サイズ/厚み0.3㎜/1枚入り)

特徴
  • 片面がつや消し加工済みで触るとザラザラしている
  • 油性ペンの他にも色鉛筆、クレヨン、水性ペンで着色ができる
    (①の透明タイプにやすりがけをすると、フロストタイプと同じように油性ペン以外でも着色できるようになります。)
こんな方にオススメ
  • お子さんに油性ペンを持たせるのは抵抗がある方
  • 油性ペンには出せないグラデーションを出したり、やわらかい作品が作りたい方
  • 色鉛筆の豊富な色展開で、幅広い作品を作りたい方


フロストタイプ2種を比較

  • 半透明とホワイトで同じ作品を作った時に、どんな違いがあるかを比較しました。

来年の干支にちなんで辰のイラストをクーピーを使って着色し、加熱した後の写真です。

向かって左が半透明右がホワイトのプラ板を使用してます。
光にかざすと半透明は透けて見えるのに対して、ホワイトは透けません。
ホワイトは着色した色がはっきりしています。

③インクジェットタイプ

インクジェットタイプは2つのプラ板があります。

①半透明
②ホワイト
(ハガキサイズ/厚み0.2㎜/3枚入り)

特徴
  • 家庭用プリンターで印刷できる
  • 写真や好きなイラストなどをそのまま印刷できる
  • 焼くと色が濃くなるため、元の写真を標準より明るく(うすく)加工してから印刷する
  • インクが乾くのに時間がかかるため、印刷したら少し時間をおく
こんな方にオススメ
  • 描くことが苦手な方
  • 写し描きをするには難しい模様やイラストの作品を作りたい方
  • 写真を作品にしたい方

インクジェットタイプ2種を比較

  • 半透明とホワイトで同じ写真を印刷した時に、どんな違いがあるかを比較しました。

子供の夏休みの作品をスマホの写真から印刷しました。
印刷する前に、写真の明るさを編集で一番明るくしました。

向かって左が半透明右がホワイトのプラ板を使用してます。
フロストタイプ同様、光にかざすと半透明は透けて見えるのに対して、ホワイトは透けません。
ホワイトは色味がはっきりしています。半透明タイプは透けているので全体的に薄く感じます。

④不透明タイプ

不透明タイプは1つです。

・ホワイト(A4サイズ/厚み0.3㎜/1枚入り)

特徴
  • 油性ペンでの着色がオススメ
  • 不透明なため、着色した絵がはっきりとした仕上がりになる
  • 透明タイプに比べ写し描きはしにくい
こんな方にオススメ
  • モノトーンの作品を作りたい方
  • 白が多いイラストの作品を作りたい方

不透明タイプ作品例

不透明タイプのホワイトを使って子供の「傘マーカー」を作りました。
白色に塗りつぶさなくてよいのでムラなくきれいに作ることができました。
やはり白が多い作品にはホワイトタイプは最適です!

  • 不透明タイプは写し描きしにくいですが、トレースボードを使うと便利です。

⑤カラータイプ

カラータイプには6つのプラ板があります。
(※セリアの店舗によって置いてあるカラーは違いました。私が確認した3店舗を合わせると下記の6つのカラーがありました)

ピンク
グリーン
オレンジ
パープル
ゴールド
シルバー
(B5サイズ/厚み0.3㎜/1枚入り)

特徴
  • 油性ペン、水性顔料ペンでの着色がオススメ
  • 加熱後は色が濃くなる
こんな方にオススメ
  • すでに色がついているので各色に合わせた作品作りに最適
ゆみんこ
ゆみんこ

例えばゴールドやシルバーなら「メダル」や「クリスマスのオーナメント」作りにいいですね!

カラーライプ加熱後の色を比較

  • カラータイプの加熱前と加熱後の色の比較をしました。

向かって左が加熱前、右が加熱後です。
見た目ほぼ透明だったグリーンのプラ板が、加熱後にはしっかりグリーンになりました。

加熱後の厚みを比較(0.2㎜~0.4㎜)

セリアで購入できるプラ板には厚み0.2㎜、0.3㎜、0.4㎜の3つがあります。

  • それぞれを加熱し、何ミリの厚さになるか比較しました。

3つとも5㎝の正方形にカットしました。

加熱前(5㎝の正方形)

加熱後の厚み・・・0.2→0.1㎜0.3→0.2㎜0.4→0.2㎜

加熱後の厚み

0.2㎜のプラ板が一番薄く仕上がりました。
0.3㎜と0.4㎜のプラ板は、ほぼ同じ厚みです。

加熱後の大きさ・・・1回では分かりづらかったので2回加熱しました。

加熱後の大きさ 上1回目 下2回目

厚みが薄い0.2㎜が一番よく縮み(収縮率が大きい)、厚い0.4㎜が仕上がりが大きい(収縮率が小さい)のが分かります。

ある程度厚みのある作品を作りたい時は0.3㎜か0.4㎜のプラ板がオススメです。

ゆみんこ
ゆみんこ

しかし、はさみでプラ板を切る時に、0.4㎜のプラ板は分厚いため切りにくかったです。
0.3㎜のプラ板の方が切りやすかったので、個人的には0.3㎜がオススメです!

まとめ

実際に使って感じた違いや、種類ごとに仕上がりの違いを比較させていただきました。
どのプラ板を使って作品を作るのかは好みになりますが、この記事が少しでもプラ板選びの参考になっていただけたら嬉しいです。

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